寒北斗酒造のあゆみ
古来より稲作文化に育まれ、 江戸時代には秋月藩の城下町として栄えてきた嘉麻市大隈町。
自然と歴史豊かなその町に 、 享保14(1729)年、初代矢野甚五平によっ て寒北斗酒造は誕生しました。
蔵には鮭が遡上する南限の川と言われる遠賀川の伏流水をくみ上げる井戸があり、よい水の出る井戸という意味の「玉の井」から、当時は「玉の井さん」という愛称で地元に親しまれていました。
英彦山系の雄峰・馬見山に磨かれた水は、清冽で口当たりがよく、日本酒づくりのた欧D水と言っても過言ではありません。
水と並んで日本酒づくりに欠かせない米は、地元嘉麻の大地で育てられた酒造好適米山田錦をはじめ、「これぞ寒北斗」という酒質を追求する為のお米を、 厳選しています。
そして約 300 年前から受け継ぐ伝統技法に対して、 今の時代にあった最善の解を、常に探し求める「守破離」の精神で、造り上げるお酒は、 毎日飲んでも飲み飽きない究極の食中酒。
辛口のすっきりとした味わいで、とんな食事にもよく合います。
世界に誇れる福岡の酒を」を合言葉に、 地元の仲間たちと目指した寒北斗はまだまだ旅の途中。
その名に冠する北斗七星のように 、人々の笑顔を輝かせる味を求めて歩み続けます。