若手蔵人の挑戦が始動しました。
米の手配や商品の内容、デザインなど、約一年半前から水面下で議論を重ね、
今春、雄町65% 生酒が発売されました。
そして、6月末、「雄町65% 火入れ」が発売されました。
ここ最近、香りが華やかできれいなタイプのお酒が造られていますが、
一般的に雄町で造られたお酒は、「味わいがあって個性のあるお酒」という印象があります。
今回、若手がチャレンジしたのは、「寒北斗酒造流の造り方×全国の米」ということと、
「先ず雄町!!」ということでした。
雄町を使うことに何の理由が要りましょうか。
そのうえで、旨味のあるきれいなお酒を目標にして造りました。
もう一つのこだわりは「熊本酵母」です。
知る人ぞ知る「YK35」=「山田錦・熊本酵母・精米歩合35%」、大吟醸の黄金比率!!
熊本酵母で造ったお酒は、火入れ貯蔵より少しずつ進化熟成し、香味のバランスが非常に良くなります。
それはまるで日本の風土、季節に合わせたかのように、少しずつ丸みを帯びて、柔らかく進化熟成していきます。
30 VISION CULTIVATE VOL.1 雄町65% 火入れは、「若手蔵人のチャレンジ」がギューッと詰まったお酒です。
太陽がまぶしい季節、旬の食材とともに(じつはチョコレートやポテチなども合います!!)、気の合う仲間と楽しんで
頂けたら幸いです。
今後の若手蔵人のチャレンジが楽しみです!!