2009年11月の記事

 ☆杉玉造りイベント 参加者募集☆
こんにちは椿です。
今年も杉玉造りのイベントの時期がやって来ました!


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、「杉玉とは何ぞや?」と首をひねる方もいらっしゃるのではと思いましたので、少しお話させて頂きます^^

■杉玉って?

杉の葉を集めて、丸く切り整えたものです。呼び方は「杉玉」のほかに「酒林」とも言われます。
日本酒の造り酒屋などでは、軒先に緑の杉玉を吊るすことで周りに「新酒が出来ましたよ〜!」とお知らせしています。
吊るされたばかりの杉玉は青々としていますが、徐々に茶に色付いていきます。この色の変化が、周りへお酒の熟成の具合を知らせています。

杉玉 杉玉
(写真は出来たばかりの物と、雪が降っていた日の杉玉です。)

ただの飾りかと思えば、ちゃんと意味があったんですね〜(^ω^)


とまあ、少し「杉玉」ご紹介させて頂いたところで、急なお知らせですが、11月9日(月)〜11月13日(金)まで杉玉造りの参加者を募集したいと思います!!
イベントの日程は下記の通りです。

  • 開 催 日 : 2009年11月15日(日)
  • 時  間 : 午前9時〜午後4時を予定
  • 集合場所 : 玉の井酒造(株) 駐車場
  • 開催場所 : JA福岡嘉穂 撰果場
  • 持参する物 : 剪定ばさみ、手袋、タオル、ペンチ
  • 材 料 費 : 3,000円(杉玉ひとつ分)

    当日、講師の方がいらっしゃいますし初めての方はスタッフがお手伝いさせて頂きますので、安心してお申し込み下さい。
    造った杉玉(約30cm)は記念にお持ち帰り出来ます。
    お昼は豚汁、山田錦のおにぎり、奈良漬等ご用意しております。

    ◆連絡先
    TEL:0948−57−0009
    FAX:0948−57−0023

    ただし先着3組様までで〆切らせて頂きますので、ご希望の方はお早めにご連絡下さいませ!
    (2009.11.9[月])
  •  上位入賞!!!
    全日本国際酒類振興会主催‘2009年秋季(第29回)全国酒類コンクール上海’におきまして、

    「寒北斗 純米吟醸」純米吟醸・純米大吟醸酒部門 第2位、
    「寒北斗 吟醸」吟醸・大吟醸酒部門 第3位
    「寒北斗 純米」純米酒部門 第2位、

    出品した各部門で上位に入賞致しました。

    このコンクールは、平成元年にロンドン、パリ等の主要都市を中心に、日本酒の素晴らしさを海外に紹介する目的に開始されました。

    海外の開催が10回を数える頃、海外に於ける日本酒の認知度は着実に高くなっていました。その一方、国内に於ける日本酒の認知度と、日本酒の良さが見失われてゆくという現状を遺憾に思われた、全日本国際酒類振興会 会長稲垣真美氏は、コンクールの開催地を日本へと移されました。

    平成14年春より、年2回開催される事となったコンクールは、毎年平均300点もの銘柄が全国から出品され、鑑定官出身者や、大学の醸造発酵学関係者、酒類評論家等の専門家が厳正なる審査を行います。

    審査は、銘柄を伏せたブラインドテイスティング方式で実施され、「本醸造酒部門」「純米酒部門」「純米吟醸・純米大吟醸酒部門」「吟醸・大吟醸酒部門」の4部門に分けられ、

    色択、香り:5点  味わい:5点  個性点:1点 の計11点で審査が行われます。

    個性点では、他では真似できない高い技術が認められること、風格があること、斬新な試みがあること、創意が感じられるものにだけ加えられる点数です。

    このように審査され、合計点数の高い10銘柄が入賞となります。

    また、日本酒の知識を有する日本酒ファンや酒類関係者などが審査を行う「一般公開テイスティング」も同時に行われます。

    今回、開催の地を上海に置き、審査員も日本側4人、中国側3人、韓国オブザーバー2人の9人で行われました。下記の順位の後の「◎」は中国審査員の高点、「☆」は韓国審査員の高点を示しております。

       部門               銘柄          順位
    純米吟醸・純米大吟醸部門   寒北斗 純米吟醸   第2位 ◎ ☆

    吟醸・大吟醸部門         寒北斗 吟醸     第3位 ◎ ☆

    純米酒部門            寒北斗 純米     第2位 ◎ ☆


    平成15年より始めた意識改革、及び酒質改善が着実に根付き、全国新酒鑑評会平成19年金賞、平成20年入賞、平成20年11月の吟醸・大吟醸酒部門第1位。

    そして今回の、出品した3部門での上位入賞と、点と点がつながり線となり、「安定した品質という安心」をひとつひとつ紡いで行く大切さを真摯に受け止め、今後も頑なに基本を守り、冒険心、探究心、挑戦心を胸に、日本酒ファンの方々が感動し、その感動をいつまでも忘れない、魅力ある酒造りを目指して精進して参る所存でございます。
    杉田杜氏を中心とした「新生 寒北斗」にご期待下さいますよう今後ともよろしくお願い申し上げます。
    (2009.11.4[水])

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